目次

  • カンナ台の各名称
  • カンナ台の機能
  • カンナ台の材料
  • カンナ台の木目による効果
  • まとめ

カンナ台の各名称

カンナ台を見極めるにあたって各部位の名称をある程度覚えておく必要があります。これを覚えておくと刃物屋は親近感が湧いて親身になって教えてくれます。また、カンナの仕込みや手入れをするときに必要な情報でもあります。
台頭(だいがしら)・台尻(だいじり)・小端面(こば)・下端面(したば)・表なじみ(おもて)・押さえ溝は必ず覚えておきましょう。

カンナ台の機能

 昔から「カンナは、台で切れる」と言われるぐらい台の調節が大変重要な役割を果たしています、台の調節によっては、いくら刃が良くてもカンナの機能を果たしません。
 カンナを正常に機能させるために、カンナの刃を2つのポイントで固定しています。
そのポイントは、表なじみ・裏金止めです。このポイントで台に刃が固定されることによって削っていても上下左右に揺れ動くのを防いでいます。
 また、押さえ溝で僅かに余裕を持たせることによって微調整を可能にしています。
 さらに、下端面を最適に仕込むことが出来れば水滴を弾くほど滑らかにすることも可能です

カンナ台の材料

 上で述べたように、カンナ台の良し悪しがカンナの切れ味を左右するといっても過言ではありません。
 そのためカンナ台は、強靭で堅く、狂いや摩耗の少ない木が最適です。
その特性を持った代表格はカシ(樫)という木です。カンナ台のほとんどに3種類のカシが使われています。最も多く使われているのが白ガシです。次に赤ガシで最後に本赤ガシです。本赤ガシの台は大変高価です。
 

カンナ台の木目による効果

カンナ台は同じ一本の木から取ってもどの部分をどのように使用するかで台の特性が変わります。
一本の木から台を作ると三種類の木目が生まれますそれは、柾目(まさめ)・板目(いため)・追柾目(おいまさめ)です。
柾目(まさめ)・・・台が減りにくく狂いがすくない
         ほかの2つと比べると割れやすい
板目・・・減りが早いが、割れにくい
追柾目・・・柾目と板目の両特徴を持つ

極稀に下の写真のような木目の追柾目があります。
この木目の台が最上位ですが、実際に見たことはありません。
カンナ台を横から見たときにもおすすめの木目があります。
カンナ台を横から見たときに出来るだけ目切れをしていない台か木目が出来るだけ水平の方が使いやすいです。




おすすめしないカンナ台は下端面に節(ふし)があるものです。
節は大変堅いため台を調節する時に苦労します。
また、台が摩耗する上で節が突出した形になり僅かな歪みの原因になります。
さらに、台が自然に変形する中で台割れの要因になる可能性もあります。




まとめ

 見極めのポイントは材がカシである事、正面から見たときに板目か追柾目である事、横から見たときに出来るだけ目切れをしていない事です。さらに、木目の間隔が狭いほど堅い材なので木目の間隔も意識して購入してください。
 職人でなければこだわり過ぎず値段と相談しながらの購入をおすすめします。
 絶対に買ってはいけないカンナ台は下端面に節があったり、割れている台です。台が割れていれば、再度カンナ台を買う羽目になります。

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